ただいま整理番号付前売券販売中、電話予約も受付中(TEL 027-395-0483)。前売券は高崎電気館の窓口のみの販売。
前売券、当日券とも同一料金です。駐車割引無し。
※ご鑑賞の際にマスクの着用をお願い致します。
昭和14年(1939年)/日活/白黒/1時間14分/16mmフィルム
監督・脚本:丸根賛太郎
出演:片岡千恵蔵/沢村国太郎、原健作、志村喬、轟夕起子、阿部五郎、市川小文治、香川良介
浪曲の定番「天保水滸伝」は、利根川流域の俠客たちの抗争にまつわる物語である。抗争の一方の新興勢力・笹川繁蔵の用心棒を務める剣客・平手造酒(ひらてみき)は、「天保水滸伝」の登場人物の中で最も人気のあるキャラクターだ。その平手を片岡千恵蔵が演じる。平手と共に明日を夢みる三人の仲間が結集するが、抗争の中で、一人、また一人と倒れてゆく…。伊丹万作、山中貞雄の流れを汲む、丸根賛太郎監督のデビューとなるモダン時代劇の傑作。
飯岡助五郎と笹岡繁蔵、長年の争い。笹川方の用心棒・平手造酒が倒れたという知らせを聞いた飯岡方は、笹川へ夜討ちをかけようとする。ところがこの情報が、飯岡方から笹川方へ漏れた。飯岡の身内でありながら、笹川一家清滝の佐吉に恩義のある、荒生の留次郎が注進したのだ。だが、笹川方で集めた人数は攻めてくる飯岡方の三分の一に満たない。酒毒で臥せっていた平手造酒、繁蔵からの手紙を読み、大利根河原へと駆けていく。
横浜市出身。浪曲新時代の旗手と言える存在。1995年に二代目玉川福太郎に曲師(浪曲三味線)として入門後、2001年より浪曲師として活動。古典から自作の新作まで幅広い持ちネタを披露。さまざまな浪曲イベントをプロデュースするなど、多岐に渡って活躍している。コロナ禍の中、2020年末に初の著書「浪花節で生きてみる!」を、本年3月に「語り芸パースペクティブ」を上梓。
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