終戦74年目の夏

特集「終戦74年目の夏。」

2019年8月10日(土)〜8月23日(金)


『東京裁判』
1983年/日本/4時間37分
監督:小林正樹
戦後日本の進路を運命付けた“東京裁判”こと極東国際軍事裁判をアメリカ国防総省が撮影していた膨大な裁判記録のフィルムをもとに、小林正樹監督が5年の 歳月をかけ編集、制作した日本映画史上に残るドキュメンタリーの傑作。歴史に立ち会う4時間37分。


『壁あつき部屋』
1956年/日本/1時間50分
監督:小林正樹
出演:三島耕/浜田寅彦/岸惠子/小林トシ子/小沢栄/信欣三/伊藤雄之助
BC級戦犯の手記を安部公房がシナリオ化。自ら従軍経験があり、最後の一年は沖縄で
捕虜生活を余儀なくされた小林正樹監督の切なるメッセージ!”真の戦犯とは誰か!?”


『野火』
2014年/日本/1時間27分
監督:塚本晋也
出演:塚本晋也/リリー・フランキー/中村達也/森優作
日本の敗戦が濃厚になってきた第二次世界大戦のフィリピン戦線。
結核を患った田村一等兵は部隊を追放されレイテ島をさまよう。

『ヒロシマ・モナムール』〈二十四時間の情事〉

1959年/フランス・日本/1時間31分
監督:アラン・レネ
出演:エマニュエル・リヴァ/岡田英次
日本ロケにやってきた、戦時中ドイツ人を恋人に持ったフランス女優と、広島の日本人技師との一日の恋が描かれる。
原爆から復興していく広島の姿をフィルムに捉えた、貴重な映像資料としての性格も大きい。


『夜と霧』
1955年/フランス/0時間32分
監督:アラン・レネ
ナレーター:ミシェル・ブーケ
アラン・レネの名を世界中に知らしめるとともに、アウシュヴィッツの真実を初めて暴いた衝撃作。
映画評論家アド・キルーは「この地上に生きる者はすべて、この映画を見ねばならない。そうすれば、すべてはもう少しよくなるだろう」と評した。


『陸軍登戸研究所』
2019年 8月18日(日曜日)、午前10:30の回終了後楠山忠之監督トーク

2012年/日本/3時間00分
監督:楠山忠之
殺人光線、風船爆弾、毒物や生物・化学兵器の開発…。今、真実が明かされる!戦中の秘密戦、謀略戦の全貌。戦争を裏で支えた影の兵器開発基地「消された研 究所」を関係者がカメラの前で証言する。


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